毒親育ちだった私へ

私の親は毒親だと思う。 自分はアダルトチャイルド、機能不全家族育ちなんじゃないかと思っている。 自分が、ほかの人の経験談を聞いて救われたので、 自分もエピソードの一つになれたらいいなと思っています。

大人の話は、大人の相手にする

こんにちは!

 

いろいろ毒母関連の本を読みますが、

よくあるパターンの中のひとつの話をします。

 

子供を相談相手にしないで欲しいです。

毒親、私の場合は毒母は

“大人の話は、大人の相手にする”

という簡単なことをわかってくれません。

 

子供にとって親はあくまでも自分よりも上で

背中を追いかけるはずの存在です。

でも毒親は違う。

自分が守り、育てるはずの子供を、

相談相手として捉えているのです。

 

だから子供は小さい頃から、真剣に親の悩みを聞いてあげる。

親の愚痴を聞いてあげる。

親の不安を解消してあげられるよう努力する。

 

でもよく考えて欲しい。

あなたが相談している相手は、あなたよりだいぶ年下の子供であり、

話している内容は、あなたが悩んでいる大人の話です。

 

嫁姑問題がどうだ、

配偶者の顔や性格、行動が気に食わない、

親戚関係のいざこざ、

近所の人の嫌な噂、

学校の先生の悪口、

親自身の半生や辛かった歴史・・・

 

子供が大きくなってから、

ある程度話が分かるようになってから、

少し相談してみるとかはいいと思いますよ。

違った視点が聞けるかも知れないし。

だけど、

大人の悩みを幼い子供が聞かされるのは、負担でしかない。

大きな負担でしかない

親が可愛そうだとしか思えない。

不甲斐ない自分が嫌になる。

 

どこまで私や妹は親の“裏事情”を聞かされなきゃならなかったのか。

どこまで理解し、受容してあげなくてはいけないのか。

 

私たちにとって、“聞かなくてもいい話”はたくさんあったと思います。

 

親たちには考えて欲しいです。

その話は子供にする必要のある話ですか。

それとも大人の話ですか。

大人の話は子供にしていいですか。

その子供の反応をちゃんと見ていますか。

一生懸命あなたの味方をしようとしていませんか。

相談する頻度は高くないですか。

何度も同じ話を聞かせていませんか。

 

 

大人の話は大人を相手に。